目次
1. 結婚したばかり…だけど離婚したい
誰しも幸せな結婚生活を夢見て結婚を決めるものだと思いますが、それでも「思っていたのと違った」ということはよくあることです。
結婚はしたけれど、離婚したい…そのようなご相談をよくお受けするので、それについてお話をしてみたいと思います。
2. すぐに離婚してもいい?
「離婚していい」というのがお答えです。
一般的に、離婚をする場合、結婚していた期間が長くなればなるほど、離婚に伴う経済的負担、精神的な負担は大きくなると考えていただいてよいと思います。
結婚期間が長いということは、夫婦の共有財産が増えるということになることが多く、不動産を購入するなどした場合はその売却や分け方を決めるという課題も出てきます。購入直後の離婚である場合には、不動産の売却にあたってオーバーローンにならないように対策を講じる必要があります。
その意味では、結婚から、例えばまだ1年たっていない、1年~2年ほどと間がなくても、早めに離婚するのは、離婚に当たって取り決める点が少なく、早めの再出発ができるという意味で長所があります。
3. 別居・離婚の進め方
離婚をしたいと思ったとしても、配偶者から世間体を考えて離婚を拒否されることもあれば、離婚は考えていないと言われて断固、拒否されることもあります。
この場合の進め方はケースバイケースではありますが、適切な時期を話し合って協議が進む場合もある一方、調停や訴訟で離婚について是非を決めるという場合もあります。
一般的には、結婚していた期間が短い場合、裁判所においても相対的に短い別居期間で離婚が認められる場合が多いでしょう。
それを前提にして、断固拒否している配偶者に対しても働きかけを続け、離婚成立となるように導いていくことが望ましいと思われます。
4. まとめ
感情的な対立になる前に、弁護士に依頼していただき、冷静な話し合いに導くことは早期の離婚成立への近道になります。
別居や離婚を真剣に考えている方はお力にならせていただきますのでご相談ください。
初回相談は1時間5500円(税込、1時間のうち30分無料、30分有料)となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。